皆さん、洗い物をした後の食器はどうしていますか?
最近は、脱・水切りかごをして、キッチンをスッキリ整えている方も増えていますよね。
今回は、ズボラな私が脱・水切りかごをするにあたり直面した問題とその解決策をご紹介したいと思います。
- 水切りかごの掃除が面倒
- 水切りかごを撤去したいけど、最低限の物は出しっぱなしにしたい
- 衣類乾燥機を使用している方は特におすすめ(布巾の管理が楽)
以前は当たり前のように使っていた水切りかご。
私が脱・水切りかごをした一番の理由は、水受けの掃除が面倒だったからです。
しかし便利な水切りかご。簡単には手放せそうにありません。
まずは、水切りかごを撤去する際のメリット・デメリットを整理してみました。
水切りかごを撤去するメリット
水切りかごの掃除から解放される
私にとって一番のメリットです。水切りかごは、水受けの部分が汚れやすいですよね。
食器を置く場所ですから、衛生的に保ちたいところです。しかし、ズボラな私は常にかごの中に食器が入っているので、ついつい掃除をサボってしまっていました・・・
水切りかごを撤去してしまえば、水受けの汚れや水垢に悩まされる心配がなくなります!
キッチンの見た目がスッキリする
SNSなどで見かける、整然とした美しいキッチンは素敵ですよね。
水切りかごはそれ自体の存在感が大きく、特に食器を入れっぱなしにしていると、生活感が強く出てしまいます。
水切りかごを撤去できれば、キッチンがスッキリして作業スペースも広くなるメリットがあります。
水切りかごを撤去するデメリット
食器を都度拭かなければならない
水切りかごを撤去した場合、洗った食器はティータオルや吸水マットなどに並べていくのがスタンダードだと思います。
この場合、食器が乾くまで置いておくと作業スペースを占有してしまいます。現実的には、都度食器を拭くことになり、手間が増えます。※食器乾燥機を使用する場合を除く
食器を都度収納しなければならない
拭き上げた食器は、棚に戻す必要があります。よく使うものを水切りかごに入れっぱなしにしていた私にとって、悩ましい問題です。
まな板、包丁は通気性の良い場所に常時置いておきたいし、一日に何度も使うカトラリーやコップはいちいち食器棚に戻したくありません。これらは拭くのも面倒なくらいです・・・
水切りかごを撤去するには、この問題を解決する必要があります。
水切りかごを撤去しつつ、不便を解消する
私なりの価値観で、水切りかごを撤去しつつ、困らない方法を考えました。
まな板、包丁の収納
まな板と包丁は、市販のものを組み合わせて写真のような置き場所を作りました。
私が重視したのは以下の条件です。
- まな板、包丁は常時出しっぱなしにしておきたい(通気性確保)
- 包丁スタンドは横置きかつおしゃれなものにしたい
- 掃除をなるべく楽にしたい


- レグスタ シンク奥スタンド(幅45センチ)+まな板受け
- UtaU 包丁&まな板スタンド
- 結束バンド(包丁&まな板スタンドをシンク奥スタンドに固定)
- ティータオル(水受け用)
このようにすると、まな板2枚と包丁1本がスッキリ置けます。
包丁スタンドを結束バンドで浮かせて固定することで、下に水受け用のティータオルを敷くことができます。
スプーンなど、ちょっとした物を洗った時にこのティータオルに置いておけるのも便利です。
また、スタンド類を持ち上げなくてもティータオルの交換ができるうえ、基本的にティータオルの下が汚れることはないので掃除がとっても楽です。
ティータオルは1日の終わりに洗濯機にポイっと入れるだけ。我が家では衣類乾燥機を使用しているため、生乾き臭の心配もなく、この方法はピッタリでした!
ちなみに、レグスタ シンク奥スタンドには別売りでカトラリー入れやボトルフックなどもあり、お好みでカスタマイズができます。
コップ、カトラリーの収納
コップやカトラリーも基本的にまな板、包丁と同じ方針で置き場所を検討しました。
そして、コップ置き用に見つけたのが“ビーワースタイル シンク上ラック”です。

水切りしながら収納するというコンセプトの商品で、珪藻土のようなモイスという素材でできたラックです。
まさに私が求めていた物です!
これなら、頻繁に使うコップは洗ったらここに置くだけ!私が購入したものはスリムタイプなので、脚部分の奥行きが12センチと省スペースでGoodです。
カトラリー類は、色々迷った結果、気に入ったコップに立てておくことで落ち着きました。
ここには頻繁に使うものだけを入れています。(使用して洗った後、軽く拭くかティータオルの上で自然乾燥させてから入れる)
また、コップは2つに分けていて、使いやすいようカトラリーの長さで分類しています。

その他食器の収納
その他の食器類は、洗った後都度拭き上げて収納しています。
そこで少しでもその作業を楽にするため、食器の収納場所を見直しました。
今までは、食器は全て作業台の背面にある食器棚にしまっていました。
つまり、作業台で食器を拭き上げたあと、後ろに振り返り、食器棚を開けてしまう必要があったのです。
そこで、よく使う一軍の食器はシンク下に収納し、「拭き上げ」から「しまう」動作をスムーズにできるようにしました。
そのおかげか、ズボラな私でも食器を片付けることにさほど負担を感じません。
私は今回、物を収納する場所の固定概念を捨て、よく使うものほど手の届きやすい場所に収納することで、作業効率がグッと上がることや、プチストレスから解放されるということを学びました!
まとめ
今回は脱・水切りかごについて、ズボラな私でも無理なく実現できた方法をご紹介しました。
以下、おさらいです。
- 水切りかごを撤去すれば、嫌な掃除から解放されて見た目もスッキリ!
- よく使うものを「見せる収納」にしてしまえば、水切りかごの撤去は難しくない
- 一軍の食器は、拭き上げからの導線を意識した場所に収納すると便利
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。