みなさん、家計管理はどのようにしていますか?
日々忙しく過ごしていると、家計をしっかり把握するのも一苦労ですよね。
私は結婚して以降、家計をきちんと管理しなければ・・・と思い、紙の家計簿や家計簿アプリを使っていました。
しかし、面倒くさがりな私にはどうにも続けることができませんでした。
夫婦共働きで浪費癖もなく、毎月貯蓄はできていたものの、将来に向けて十分な貯蓄があるのか?もっと節約しなくて大丈夫なのか?と漠然とした不安を抱えていました。
今回は、そんな不安から逃れるため、私が実践しているざっくり家計管理の方法をご紹介します。
- 家計管理をしたいが、家計簿を細かく付けるのが面倒
- 貯蓄はできているけど、それが十分なのか不安
ざっくり家計管理の方法
大まかな収入、支出を書き出す
まずは家庭内の毎月の収入、支出を大まかに書き出します。
ちなみに、私はエクセルを使用して集計できるようにしています。
支出はどこまで書き出すか難しいところですが、家賃や通信費などの固定費は比較的わかりやすいと思います。
電気料金など月によって変動がある支出も、大体の年平均で書き出していきます。
急な出費などもあると思うので、予備費などの項目で例えば1万円計上しておくなどしておくと安心です。
毎月貯蓄すべき金額を決める
ここが大事なポイントです!
以前は毎月の収支で余った分を貯蓄していたのですが、これでは「貯蓄すべき金額を計画的に貯める」のではなく「貯蓄できる金額をとりあえず貯めておく」という状態ですよね。
これが私の漠然とした不安の原因だったのだと思います。
やはり貯蓄をするからには、「何年後に、何のために、いくら必要か」をある程度はっきりさせることが大事だと考えました。
例えば、「200万円の車を10年に1回買い替える」ための貯蓄をする場合は、
200万円÷(10×12ヶ月)=16,667円
つまり、毎月約17,000円を貯蓄していけば、10年後には200万円の車を一括で購入できます。
また、老後資金として30年後までに2,000万円貯めたいのであれば、
2,000万円÷(30×12ヶ月)=55,556円
となり、毎月約56,000円の貯蓄が必要であることがわかります。
このように、貯蓄したい項目に対して毎月の貯蓄額を算出し、積み重ねた金額が「毎月貯蓄すべき金額」となります。
ここまですると、だいぶ自分の家計が見えて来ると思います。
この毎月貯蓄すべき金額を、毎月の支出に足した場合、月の収支はプラスでしょうか?マイナスでしょうか?
もしマイナスであれば、ボーナスからの補填や支出の見直しが必要ということになります。
収支をチェックする
大まかな計画ができたら、あとは計画通りに家計が回っているか定期的にチェックします。
レシートを集計するような家計簿は挫折済みなので、かなりざっくりチェックしています。
その方法とは、「数ヶ月おきに全通帳を記帳する」です。
数ヶ月おきに夫婦の全ての通帳を記帳し、家庭の総資産を把握します。
そして前回のチェックからいくら増えたか、その金額が目標貯蓄額に達しているかを確認します。
例えば、収支のチェックを3ヶ月おきにする場合で説明します。
毎月貯蓄すべき金額が15万円と仮定すると、3ヶ月間で増やすべき貯蓄は
15万円×3ヶ月=45万円
つまり、3ヶ月前の記帳から現在の総資産が45万円以上増えていれば目標は達成できていることになります。
ただし、ボーナスの収入がある場合は記帳の時期がボーナス前だったり後だったり、不定期にしてしまうと、ボーナスの金額の影響を受けて家計の健全度が把握しづらくなってしまうので、ある程度チェックする時期は決めておいた方がわかりやすいです。
今は通帳の電子化も進んでいるので、電子版を利用すればわざわざATMなどで記帳する必要もなく、便利ですね!
このように、貯蓄すべき金額や使い道がわかっていることで、家計に関する不安はだいぶ減りました。
普段から無駄遣いはしないよう心がけていますが、余剰貯蓄(=総資産-今現在貯蓄されているべき貯蓄額)がある場合は「家族旅行でも行こうか」など、メリハリをつけたお金の使い方ができるようになりました。
終わりに
いかがでしたか?
今回は家計簿が苦手な私が実践している、超ざっくり家計管理の方法についてご紹介しました。
毎日忙しくて家計管理なんてできない!家計簿は苦手!という方のお役に立てれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。